八女福島の町家は土蔵造りが多く、商家的な色彩と職人の工房的な色彩を併せ持った
江戸~昭和初期の伝統様式の150軒ほどの建物が旧往還道路沿いに連なっています。
江戸時代の面影が残る町並みを歩いてみませんか。
八女の歴史は伝統工芸品とともに歩んできた歴史でもあります。
仏壇や提灯は江戸時代から、手すき和紙は400年以上前から、
石灯籠の八女石工としての歴史は古墳時代の「石人・石馬」までさかのぼることもできます。
昔ながらの町並みのなかで、磨き上げられた職人の技が今も息づいています。
日本古代史上の最大の内乱と言われている「磐井の乱」の中心人物とされる筑紫君磐井にまつわる古墳など、
八女・奥八女には歴史的なスポットが多数存在します。
南北朝時代…そのクライマックスは八女の地が舞台でした。
南北朝時代の南朝最後の親王である後征西将軍宮・良成親王の御陵墓などゆかりの地を辿ってみてはいかがでしょうか。
梅、桜、ツツジ、シャクナゲ…茶のくに八女に咲く花は、どの花ものどかで、どの花も愛らしい。
春夏秋冬、それぞれの季節で楽しめる自然が八女には溢れています。
九州オルレ八女コースや森林セラピー、気軽に登山を楽しめる山々など歩くにはもってこいの八女。
八女の豊かな自然を五感で感じながら歩けば、日々の疲れも癒されるはずです。
八女には銘茶として全国的に名高い八女茶をはじめ、豊かな土壌に育まれた旬なお野菜やフルーツ、
古くから地元の人たちに愛されているふるさと料理など美味しいものがたくさんです。