八女茶に伝統工芸といった全国的に知られる主力産業があり、自然豊かな環境と豊富な農産物に恵まれた八女市。歴史や文化も深く、白壁土蔵造りの伝統的町並みには年々出店が相次ぎ、現在もハイソな古民家ホテルの建設計画など面白い流れが出来つつあるようです。
そんな魅力あるこの地域も、時流にもれず、空き家問題や林業の衰退などさまざまな課題を抱えています。
本プログラムは地域の課題に向けて、新たな取り組みを行っている「生みの現場」をツアーで巡り、そこで汗を流す方々に活動の内容や想いを直接聴いてみようというものです。
“じぶんごと”化することが大切だと昨今はいわれます。
それぞれのプロジェクトに対して参加された方が感じる「感想」の中に、もしかするとまた新たな視点や解決へ向けてのアイデアの「種」があり、参加された方のこれからの人生をさらに豊かに、また、味わい深いものにするきっかけが眠っているかもしれません。
興味深い活動をされている八女のローカルヒーローたちの話を単に聴いてみたい方、
「自分たちの住むまちを元気にしたい」「元気にするにはどうしたらいいのか」と考えている方、
市内外問わず、いろいろな方に気軽に参加いただきたいツアーです。
百聞は一見に如かず
そして、百見は一考に如かず。
参加することで、これまでにない「八女」の姿を感じられるようになるかもしれません。
八女の新しい波、New Waveをわたし達と一緒に肌で感じにまいりましょう。
① 旧八女郡役所
明治20年代から大正2年まで八女郡の役所として八女地方の行政の中心にあった大型の木造建物。長い間、空き家になっていたものをNPOが譲り受け改修。現在進行形で補修を続けながら、まちの公園のような賑わいのある場所づくりを行っている。
②里山ながや・星野川
移住定住の受け皿として、八女の里山暮らしに興味のある方向けのお試し居住施設。八女産の木材をふんだんに使用した長屋形式の木造集合住宅。地域コミュニティとの交流サポートなども行っている。
③泊まれる山小屋ヤマベリングラボ
山小屋ゲストハウス兼コミュニティスペース。山と人とコトをつなぐ場所として、また山や森の未来や楽しみ方をともに考えて実績していく場として運営。地域の未来を考える「黒木語ろう会」などが毎月行われている。
④ 地域しごとづくり拠点施設 南仙荘
八女市へのサテライトオフィスやコワーキングスペース誘致のためのお試し施設。名前の由来は元料亭だった建物から。リノベーションした床材やテーブルは八女産材を多く使用し、矢部川清流沿いの抜群のロケーションが魅力。
⑤ SKY Tea HOUSE 天空の茶屋敷
八女茶の発祥の地、黒木町笠原地区の山のてっぺんの集落にある古民家ゲストハウス。世界中を旅した宿主が運営する宿で、ゲストも国際色豊か。笠原の茶農家とお手伝いスタッフのマッチングプロジェクト「農作業応援隊」も積極的に受け入れている。
[昼食]カレーとコーヒーのお店 Good see you!
昨年9月オープン。ショウガとスパイスの効いたパキスタンチキンカレーが美味。
茶のくに観光案内所
福岡県知事登録旅行業第3-772 (一財)FM八女
受付時間:8:30~17:15