八女市立花町男ノ子(おのこ)地区。八女市内中心部からほど近い場所でありながら、田んぼや畑が広がる静かな集落に「法雲佛像彫刻所」を構える仏師・西田法雲さん。隣接する荘厳院の住職を務めるかたわら、今日も全国のお寺におさめる仏様を彫っておられます。
法雲さんがこれまでに完成させた仏像は小さなものから大きなものまでゆうに1000体を超え、現在は1414体目となる如来様を彫っておられます。
荘厳院に鎮座する身の丈一丈六尺(4m80cm)の「男ノ子大仏」は東日本大震災を受けて鎮魂の思いを込めて法雲さんが制作されたもの。胎内には185体の観音様がおさめられています。
本プログラムでは、手のひらにおさまるサイズの小さな観音様の彫り方を教わります。
大仏さまに見守られながら、彫刻刀を握り木と無心に向き合う一日です。
先の読めない社会情勢が続く昨今。心がざわざわする日には観音様をそっと握ってみてください。
[ WEB ]
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茶のくに観光案内所
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